2007年10月25日

へっぽこSFファンによる、SF初心者のためのSF案内(第5回)

けいりん(以下「け」):あらかじめ言っておくが。

ケイリソ(以下「ケ」):何ですか、改まって。

け:うん。実は今回紹介する本には、大きな欠陥がある。

ケ:欠陥品を掴ませようと。

け:いやまあそうなんだが、欠陥にも関わらず、どうしても読んでもらいたい、読んでそんはしない、というか欠陥にも関わらず傑作なんだってば、という想いがあるから紹介するわけでな。

ケ:うーん。その「欠陥」ってなんなんですか。

け:一言で言うと「ものすごく読みにくい」だな。ほとんど小説としての態をなしていないとすら言える。

ケ:……ダメじゃん。

け:うぐ。

ケ:そんなものをSF初心者に紹介してどうするっていうんですか。何ですか、あなたはみんなに「SFはツマラン」「SFは読みにくい」「SFは小説以下」なんていう先入観を植え付けようってつもりですか。

け:そう言うなよ。少なくともある種の読者には、たまらない魅力をたたえた本である事は確かなんだから。

ケ:「ある種の」って、それがSF者のことなら、ここで紹介する言い訳にはなりませんよ。

け:わかってるって。
 まあその件については追々語るとしてだな。まずは紹介しておこう。


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posted by けいりん at 01:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 初心者に薦めるSF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする