2011年02月25日

手折られた花の勇気

ほぼ二週遅れになってしまったけど、『魔法少女まどか☆マギカ』第六話「こんなの絶対おかしいよ」感想さくっと薄めに行くよー。

今回は対話の多い回。新キャラ杏子を含めて、それぞれの立場や関係性が浮き彫りになってきたと言っていいと思う。

冒頭、承前。ほむらクール。「手段を選ばない」とかマジ怖い。
杏子の行動原理は非常に分かりやすいですね。不利になるかもしれないことはしない。利己的故に慎重。だからこそ強かったマミさんには手出ししなかったのね。

さやかの部屋。ソウルジェムを浄化すること、そのためのグリーフシードを巡る対話。
っつーかキュゥベエ! そこが口かよ! ちょっと怖いよ!
まどかの契約に関しては本当に執拗ですね、この淫獣。

DDR(Dog Drug Reinforcementだってさw)での杏子とほむらの会話。
なんだかんだ言って「穏便に済ませたい」ほむら。
2週間後の「ワルプルギスの夜」って、第一話冒頭のあれ? あれが明らかに結界内でないのは気になる所だよなあ。

まどかとさやかの対話。以前書いた、さやかの「意味を求める」部分が明確になっていたと思う。
流れから言って、さやかの動機は明らかに「恭介の怪我を治す」と言う願い、そのものだったはず。それが「大切な人を守るため」というより大きな目的に吸収されている。
さやかは、利己的な動機だけでは自分を納得させられないんだよね。だから、欺瞞というよりは、自分が戦い続けるために、大きな目的が必要になってしまう。

Bパート冒頭、まどかとお母さんの対話。
このシーン、大好きだ。
「間違え方も勉強」しておく事を教えるお母さんの言葉は、どっかの都知事が言っていた「勘違い無くして成長はない」ってのと通じる所があるようでいて、印象が全然違う。まあ都知事発言はそれまでに散々勘違い発言を重ねたあげくのもので、全然説得力がない、というのも1つの理由ではあるけど、それ以上に、「正しいこと」の価値をちゃんとふまえた上での言葉かどうか、というところが違うんだと思う。
お母さんは、正しくあることを否定しているわけではないんだよね。ただ、正しいだけでは正しい結果が得られるとは限らない、という現実もふまえた上で、じゃあどうするか、という高度な判断について話しているだけで。
あと、この台詞、ほむらの警告を基本的には受け入れ、また他人と争おうとはしないまどかのこれまでと合わせると、来るべき契約&変身へのフラグ、って感じもするなあ。もちろん今回終盤への伏線でもあるわけだけど。

恭介の退院を知らされてなかったさやか。けれどもバイオリンの音を聴いたさやかは満足げに笑みを浮かべる。これはどうなんだろうな。深読みする程の材料はないけど、何かから逃げてる印象はあるなあ。恭介がここで弾いてる曲、何だろう。

で、杏子登場。乱歩の『芋虫』かよwって酷い発言で挑発。ただ、ちょっと「あれ?」ってのは既にあるんだよね。この言い方、杏子自身がかつて他人のために魔法を使ったことがあるんじゃないか、と。

宿題(予習?)をするまどか。訳しているのはマザーグースのこれ。

http://www.geocities.co.jp/Milano-Cat/3878/maza/heydiddel.html

おそらくこれ、今後の展開と合わせて、猫=恭介、雌牛=さやか、月を飛び越えた=魔法少女になった、子犬=キュゥべえ、お皿とスプーン=肉体と魂、って含みがあるんではないかしら。何かと何かが「おさらば」してますよ、っていうのを予示してるわけね。
で、なんでここにくる!っていうキュゥべえですよ。「友人のピンチを伝えにきた」とか善意に解釈はできねえよなあ、やっぱり。そこまでしてまどかが欲しいんだよなあ。

で、まどかは盛大に間違いをかすわけやね。
考えようによっては、この間違い故に、さやかも杏子も真実に気づけたわけでね。
私は、長期的にみれば「知らないほうがいいことなんてこの世に存在しない」と思っているし、今後の展開でこれがプラスに生きてくる可能性はある、と思う。
ほむらがすぐにソウルジェムを追っている所に注目。
冒頭で「手段を選ばない」なんて恐ろし気なことを言っているけど、やっぱりほむらは根本的に善意に基づいて行動してるんだよね。

あと、今回の核心ともいえるソウルジェム=魂、ですが。
つぶやきとか総帥のとことかでもさんざん書いたけど、私、これに関しては完全にキュゥべえ寄り。「何で魂のありかにそんなにこだわるんだい?」とか、全くだよなあ、と思う。
イーガンの「宝石」とか、精神のアップロードみたいな話はSFで慣れているってのもあるけど、実際何の不都合も感じないんだよなあ。
不要な肉体を捨て、全ての魂を今ひとつに、とか言ってた人もいたけど。
全てが1つにされちゃうことには抵抗があるんですがw、モノに移されるくらいなら全然平気。ってか経年劣化してきたこの肉体、乗り換えれるんならそれもいいかなと思いますw
ただ、そういう考え方に抵抗がある人もいることは知っているし、それはそれで他人の価値観としては尊重できるので、ドラマとしては充分成立している、とも思うんだけど。
あと、契約としてはアンフェアだ、というのもその通りですな。

と、いうわけで次回第7話「本当の気持ちと向き合えますか?」
当然もう観てるんだけど、今晩放映の8話観る前に感想あげられるかなあ。微妙。
posted by けいりん at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 魔法少女まどか☆マギカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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